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投稿日 2016年5月29日日曜日

本日は鉄工屋さんです

本日の記録


鑿井は深度37m65cmまで達しました。これ以上掘り下げるには、井戸掘り道具の持ち手パイプが品切れです。
径50mmオーガ、砂回収器は壊れてしまったので、修繕が必要です。

本日は晴天で井戸掘り好日ですが、井戸掘りはお休み。終日、道具の金属加工です。でも時間足りなかった。


資材の購入


朝一で、ホームセンターへ資材の買出しに行ってきました。

・STKM11A(機械構造用炭素鋼管) 径28.6mm×肉厚1.6mm×20cm(ネット注文)
・アンテナステイ 2個
持ち手パイプの加工用です。

・M4×10mm皿ネジ
・M4×15mm皿ネジ
砂回収器の消耗品です。

・トラックロープ 20m 2本
引上げ用ロープを交換します。長さも足らなくなりました。

・スパナ
・ビニールテープ 青、緑
・防水シート
・蚊取り線香
その他色々。


道具の製作


オーガ接続パイプ
持ち手パイプの最先端を修繕します。
ねじなし電線管とオーガは、ボルト1本で接続しています。ここがこの道具の一番のウイークポイントです。肉厚1.2mmのねじなし電線管だけでは非力なので、肉厚2.0mmのカップリングを被せて強化しています。このカップリングが、だいぶくたびれてきたので交換します。

カップリングの長さは66mmしかありません。砂回収器を接続するには、15Aのコネクタを締め付ける別のボルト穴を開けています。オーガを接続する際には、ここから砂が浸入しないように、ボルトを通して蓋をしています。運用も面倒くさいので、見直ししました。

カップリングの替りに長さ20cmのSTKM11Aを手配しました。機械構造用鋼管で、外径28.6mm、肉圧1.6mmです。肉厚がちょい薄いですが、手ごろなサイズはこれしか見つかりませんでした。内径はねじなし電線管と同じ25.4mmです。

持ち手パイプの最先端を修繕します、
カップリングで強化していますが限界です
カップリングの替りに長さ20cmの
STKM11Aを手配しました、
外径28.6mm、肉圧1.6mmです

外径25.4mmのねじなし電線管に、内径25.4mmのSTKM11Aを被せてみるとキツキツです。556を吹き掛けて、プラハンマーで叩いて何とか収まりました。
ねじなし電線管にSTKM11Aを被せた状態でドリルで穴を開けて、ボルト4本で連結しました。

前のねじなし電線管は、カップリングを外して再利用します。

外径25.4mmのねじなし電線管に、
内径25.4mmのSTKM11Aを被せて、
ボルト4本で連結しました
前のねじなし電線管は
カップリングを外して再利用します



持ち手パイプ
延長用の持ち手パイプとコネクタを大量生産しました。(笑)
新造3本、流用1本です。コネクタは2本を余分に作成しました。これで7.2m分を新たに掘り下げられます。

時間がありません。急げ急げ!!

延長用の持ち手パイプとコネクタの大量生産中です
延長用の持ち手パイプが完成しました、
新造3本、流用1本です



ウインチハンドル
手巻きウインチのハンドルを木製から、鉄角パイプにアップグレードします。よっちゃんからのアドバイス(木製は力を掛け過ぎると折れるぞよ)に従います。

以前、ネット注文した鉄角パイプ(STKMR 32×14×1.6mm、長さ700mm)に、ボルト穴を開けました。ドラムの接続箇所はW5/16なので径8mmのボルト穴です。しかし、長ボルトを通すには径12mmの穴を開ける必要があります。手持ちの金工用のドリル刃は10mmまでしかありません。作業中断です。

手巻きウインチのハンドルを木製から、
鉄角パイプにアップグレードします
鉄角パイプにボルト穴を開けましたが、
長ボルトを通すには径12mmの
ドリル刃が必要でした、
作業中断



径50mmオーガ

径50mmオーガはブレードがうねり、シャフトが海老反っています。
サイドブレードを切り離した箇所が、井戸底で引っ掛かったようです。ここが一番の重症です。

径50mmオーガです、ブレードがうねり、
シャフトが海老反っています
サイドブレードを切り離した箇所が、
井戸底で引っ掛かったようです、ここが重症

径50mmオーガのブレードは金属疲労で細かい皺がよっています。力ずくで修繕すると破断しそうです。トーチでブレードを赤らめ、レンチを駆使して矯正しました。その後、ブレードに焼き入れしました。

シャフトはハンマーで叩いて、伸ばしてみました。後は溶接のみです。

径50mmオーガのブレードをトーチで赤らめ、
レンチを駆使して矯正しました、
再焼き入れ済です



砂回収器

砂回収器:スクリュードライバ2号(SD2)も修繕します、爪がありえないほど曲がっています。
外爪の根元に入ったクラックは15mm以上に広がっています。
内爪も5mmほどのクラックが入っていました

砂回収器:スクリュードライバ2号も修繕します、
爪がありえないほど曲がっています
外爪のクラックが15mm以上に広がっています
内爪も5mmほどのクラックが入っていました

曲がった爪を矯正して、溶接のため磨き上げました。修繕は鋼管の端材でパッチを当てます。パッチの形状と長さはどれぐらいにすべきか思案しています。

ゴム板が引き伸ばされた逆支弁も、調整し直しました。

爪を矯正して溶接のため磨き上げました、
鋼管の端材でパッチを当てます、逆支弁も調整しました

径50mmオーガとSD2の溶接作業が残ってますが、17時を過ぎてしまいました。時間切れです。
薄暗い所での溶接作業は事故の元です。溶接は来週にします。


感想と構想


片づけをしていたら、別の鋼管の端材が出てきました。先ほどの端材は砂回収器1号で使った、STK60.5 (肉厚2.3mm)でした。新たに見つけたのはSD2のSTK76.3(肉厚2.8mm)でした。
肉厚は0.5mm差ですが、見た目がだいぶ違います。

STK76.3を爪に当てたところ、違和感があります。本来は同じ厚さのはずですが、爪が薄く感じます。爪はSTK60.5と同じ厚みに見えます。どうやら掘削で摩滅して、薄くなっていますね。
まあ、土砂浚いで、SD2をせっせと回しています。砂利と砂の中で回しているので、砥石を掛けているのと同じです。

最近、SD2の爪が直ぐに曲がってしまうのも、爪が薄くなっているのが原因のようです。

片づけをしていたら、別の端材が出てきました、
先ほどのはSTK60.5 (肉厚2.3mm)、
左はSTK76.3(肉厚2.8mm)でした

このままパッチを溶接するだけで良いのか、悩みます。


アルバム


2016年5月28日


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