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投稿日 2016年7月17日日曜日

砂利層が突破できません

本日の記録


作業時間 10:00〜18:00
掘削記録 7cm(深度3,930cm) 
開始水位 586cm(水深3,337cm)

本日は終日曇り、昨日よりは湿度が低く助かりました。
朝起きると全身筋肉痛です。昨日の砂利層との戦いが堪えました。マッサージ器で身体を解していると、二度寝をしてしまい、井戸掘りの出動が遅れました。

昨日の反省から、焦らず井戸掘りに専念しましたが、いけません。砂利層が固く掘り下げられません。どうも、掘り下げた砂利層部分に、砂利が固まって沈下しているようです。
井戸壁の砂利と、鋼管本体が干渉していて、作動が重いのも問題です。


作業の準備


昨日、最後に浚い揚げた土砂を始末しました。
浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。昨日は大きな石で苦労したと思ってましたが、犯人は大盛りの中サイズの砂利でした。BFが下っても下っても石と衝突したのは、これが原因です。

脱落に気が付いたBFのM4ネジですが、土砂の中から回収できました。ナットは見つかりません。

昨日、BFで浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました、
大きな石で苦労したと思ってましたが、
犯人は大盛りの中砂利でした

砂利の中からM4の皿ネジを見つけました


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×21=3,870cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します。
BFを井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して​、パイプ頭は高さ140cmでした。ハンドルをガチャガチャやると、高さ130cmまで沈みました。昨日は最後にハンドル高さ60cmまで土砂を浚いましたが、一晩で高さ130cm分の土砂が崩れて浅くなっています。

砂収納状況:10cm残り:170cm

昨日のミスを反省して、BFは打ち込んでいません。持ち手パイプを揺らしただけです。数週間前は、これで何10cmも沈んだのですが、今回は僅か10cmです。数週間前は粘土層でした。溜まった粘土がスライム状になり、簡単に取り込めてパイプが下りました。今掘り下げているのも、砂利混じりの粘土層だと思っていましたが、粘土層ではないのかもしれません。

砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します

BFが着底しました、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプと
45cm短尺パイプを挿げ足して​、
パイプ頭は高さ140cmでしたが
高さ130cmまで沈みました

45cm短尺パイプを取り外して、ハンドルを繋げました。ハンドル高さは135cmです。

45cm短尺パイプを取り外して、
ハンドル高さは135cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは緩いです。
BFがチョイ上げ作戦で、グイグイ下っていきます。
BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。ここまで所要時間は10分です。

砂収納状況:85cm(+75cm)残り:95cm

ハンドルが低くなったので、持ち手パイプを延長します。

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました、
土層の締りは緩いです

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは110cmです。

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは110cmです

BFを更に井戸底に押し込みます。土層は砂利が散在していて突っ掛かりますが、締まりは緩いです。
BFがハンドル高さ74cmで石と衝突しましたが、簡単に突破できました。
そして、BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。昨日掘り下げ始めた深度39.1m地点です。ここまでの所要時間は30分です。

砂収納状況:135cm(+50cm)残り:45cm

100cm以上の土砂が溜まっていても、土砂を突き固めていなければ1時間以下で掘り下げられるのです。昨日は本当に失敗でした。

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました、
昨日掘り下げ始めた深度39.1m地点です

ここから昨日掘り下げた砂利層です。ハンドルを回すと、砂利がまとまって沈下しています。掬い上げ作戦で砂利を突破します。

そしてBFのハンドルが高さ47cmまで下りました。掘削済みの最深部、深度39.23mです。ここから新たな土層を掘り下げますが、砂利が手強い。BFが下りません。掬い上げ作戦で砂利を一つ一つ引き剥がしていきます。しかし、井戸壁の砂利とBFの本体鋼管が干渉しているようです。掬い上げ作戦で引き上げるハンドルが重い!!

やっと、BFがハンドル高さ40cmで下がりました。これで深度39.3mです。ここまで所要時間は35分です。短時間の作業ですが、体力を消耗しました。

砂収納状況:165cm(+7cm×2)残り:15cm

BFを複合滑車(ダブルタイフーン)で引上げましたが、渋いです。やはり、井戸壁の砂利とBFの本体鋼管が干渉しています。ダブルタイフーンのロープに全体重を掛けて、ハンドル高さ89cmまで引上げると、引き抜けました。最深部の砂利層、約30cm分が干渉しているようです。

BFがハンドル高さ40cmまで下がりました、
これで深度39.3mです

BFを引き上げました。BFの中身は13cmほど下です。
計算では余裕は残り15cmですが、ほぼピッタリです。

BFを引き上げました、
BFの中身は13cmほど下です

BFで浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。豆砂利が大量に揚がりました。
土砂を浚っている際に、手応えを感じたのはこれら豆砂利だったようです。

BFで浚い揚げた土砂です、
豆砂利が大量に揚がりました




2回目、BFを再度降ろして、新たに井戸底を掘り下げます。
BFを井戸底に降ろすと、20本目の180c​m定尺パイプに90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを挿げ足して​、ハンドル高さは108cmです。約60cmほどの土砂が井戸壁から崩れたようです。

BFを再度降ろして、
新たに井戸底を掘り下げます

BFが着底しました、
20本目の180c​m定尺パイプに
90cm短尺パイプと
45cm短尺パイプを挿げ足して​、
ハンドル高さは108cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締まりは中くらい。砂利は感じません。溜まっているのは砂です。BFがグイグイ下ります。
そして、BFが掘り下げ済のハンドル高さ40cmまで下がりました。深度39.3m地点です。ここまでの所要時間は18分です。

砂収納状況:68cm残り:112cm

持ち手パイプを延長して、新たな掘り下げに入りたいところです。しかし、90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを、180cm定尺パイプに挿げ替える作業中に、また井戸壁が崩れるはず。この土砂を先に始末します。

BFが掘り下げ済のハンドル高さ40cmまで
下がりました

BFをダブルタイフーンで200cm引き上げ、5分間休憩して井戸壁の土砂が崩れるのを待ちます。
5分後、BFを井戸底に降ろすとハンドル高さは73cmです。高さ33cm分の土砂が溜まりました。
BFをハンドル高さ40cmまで押し込みました。これで崩れた土砂を全て取り込みました。

砂収納状況:91cm(+33cm)残り:89cm

BFをダブルタイフーンで200cm引き上げ、
5分間休憩して
井戸壁の土砂が崩れるのを待ちます

5分後、BFを井戸底に降ろすと
ハンドル高さは73cmです、
高さ33cm分の土砂が溜まりました

BFがハンドル高さ40cmまで下がりました、
崩れた土砂を全て取り込みました

もう一度、BFを引き上げて、5分間休憩。BFを降ろすとハンドル高さは65cmです。高さ25cmの土砂が溜まりました。(BFを降ろした際の撮影を忘れました)
BFをハンドル高さ40cmまで押し込みました。これで崩れた土砂を全て取り込みました。

砂収納状況:116cm(+25cm)残り:64cm

取り合えず、土砂対策はこれで充分でしょう。持ち手パイプを延長します。

もう一度、BFを引き上げて、
高さ25cm分の崩れた土砂を
取り込みました、
ハンドル高さは40cmです

BFから90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを取り外して、21本目の180cm定尺パイプに挿げ替えました、ハンドル高さは109cmです。ハンドル高さ40cmで高さ45cm分を延長しましたので、本来のハンドル高さは85cmのはずです。作業中に井戸壁が崩れたのは、高さ24cm分です。これぐらいならOKです。

BFから90cm短尺パイプと45cm短尺パイプを
取り外して、
21本目の180cm定尺パイプに
挿げ替えました、
ハンドル高さは109cmです

BFを井戸底に押し込みます。先ずは高さ24cm分の井戸壁から崩れた土砂です。崩れたのは砂のようです。そしてBFがハンドル高さ88cmまで下ったところで、砂利に突っ掛かりました。BFが下りません。掬い上げ作戦を敢行しますが、砂利が動きません。それどころか、砂利層に干渉して、ハンドルを引上げるのが超重いです。体力切れです。

砂利層と干渉するのは井戸壁の砂利と、鋼管本体の間に土砂が詰まるためのようです。ダブルタイフーンでBFをいったん引上げれば、土砂が落ちてBFが動作するようになります。しかし、この土砂を浚う内に、また井戸壁から崩れた土砂で詰まるようです。残り数cmで掘り下げた最深部なのですが、届きません。

BFがハンドル高さ87cmまで下がりました。最深部まで残り2cmですが、砂利が邪魔をしていて下がりません。(BFが下がった際の撮影を忘れました。) ここまでの所要時間は1時間ほどです。
降参です。

砂収納状況:138cm(+22cm)残り:42cm

複合滑車でBFを引上げましたが、やはり渋いです。全体重を掛けて引き抜きました。

BFを引き上げました。BFの中身は20cmほど下です。

BFを引き上げました、
BFの中身は20cmほど下です

BFから土砂を排出しました、
水分が多くトロトロです

BFで浚い揚げた土砂を笊で篩い分けました。中位の砂利がたくさん揚がりました。

BFで浚い揚げた土砂です、
中位の砂利がたくさん揚がりました

今日、新たに掘り下げられたのは、僅か7cmです。砂利層が手強い。
本日はここまで。


感想と構想


先日、爪部の改造の記事を投稿しましたが、今掘り下げているような砂利層では華奢な爪は使えません。改造するにしても、強度を確保しないと、あっと言う間に道具を壊してしまいます。
よーく、検討しないとダメです。


明日は墓参で、井戸掘りはお休みです。疲れ果てましたが、一休みです。




BFのM4ネジは回収できたのですが、ナットが揚がりません。もしやと思い、先週浚い揚げた砂利を調べたらナットも見つかりました。

先週浚い揚げた砂利を調べたらナットも見つかりました


アルバム


2016年7月17日


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