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投稿日 2016年8月14日日曜日

巨石を突破できたが、取り込めません

本日の記録


作業時間 10:30〜17:30
掘削記録 0cm(深度4,007cm) 10cmは下穴です。
開始水位 558cm(水深3,449cm)

本日は高曇り、気温は上がらず過ごし易いです。

昨日は呑み過ぎたため、また寝過ごしました。遅くなりましたが、井戸掘りに出撃です。
昨日から苦労している井戸底の巨石ですが、手応えで形が判った気がします。洋梨型で全長は井戸径とほぼ同じです。
何とか頑張って、洋梨型の石を立てて、砂回収機の中に収めましたが、取り込みは失敗しました。逆止弁を通過できないサイズのようです。どうしたもんだか…。


道具と材料


・オーガ本体+延長パイプ×22=4,050cm
・突き棒2号+塩ビHIVP25×200×17=3,570cm ←最近、使ってません
・砂回収器3号:ブルネンファウスト(BF)+延長パイプ×21+45cm短尺パイプ=4,025cm


掘削の状況


砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します。
BFを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げていますが、高過ぎます。昨日と同じです。

砂回収器3号:ブルネンファウストを投入します
BFが着底しました、
1本目の180c​m定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げていますが
高過ぎます

45cm短尺パイプを外しました。21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、ハンドル高さは119cmです。

45cm短尺パイプを外しました、
21本目の180c​m定尺パイプを挿げて​、
ハンドル高さは119cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。今日も溜まっているのは砂だけのようです。グイグイとBFが下がっていきます。

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました。ここから砂利の手応えです。ここまでの所要時間は10分です。
連結部が地上にある内に持ち手パイプを延長します。

砂収納状況:59cm(+59cm)
残り:121cm

BFがハンドル高さ60cmまで下がりました、
連結部が地上にある内に持ち手パイプを
延長します

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました。ハンドル高さは105cmです。

BFに45cm短尺パイプを挿げ足しました、
ハンドル高さは105cmです

BFを更に井戸底に押し込みます。土層の締りは緩く、砂だけです。調子よくBFが下がっていくと思っていたら、ハンドル高さ85cmで石に当たりました。昨日手こずった石はまだ下です。なのにまた石!! 萎える気持ちを奮い立たせて、掬い上げ作戦の敢行です。

BFがハンドル高さ70cmまで下がって、石を突破しました。やったぜっ俺!!
BFを更に井戸底に押し込みます。

BFがハンドル高さ58cmまで下がりました。昨日突破できなかった石と勝負です。ここまでの所要時間は1時間です。

砂収納状況:111cm(+52cm)
残り:69cm

昨日考えた作戦です。井戸底の石上に積もっている土砂を、いったん排除してからなら、上手く取り込めるはずです。

BFがハンドル高さ58cmまで下がりました、
昨日突破できなかった石と勝負です

ここまでの土砂を引き揚げる前に、井戸壁から崩れる土砂も予め始末しておきましょう。せっかく土砂を取り除いても、土砂が崩れては意味がありません。

BFを2mほど引き上げて、井戸壁の土砂を落とします。
25分後にBFを降ろすと、ハンドル高さは119cmです。高さ60cmほど、土砂が溜まりました。

BFを2mほど引き上げて
井戸壁の土砂を落とします
25分後にBFを降ろすと、
ハンドル高さは119cmです

BFを井戸底に押し込み、崩れた土砂を取り込みます。土層の締りは中位です。
BFがハンドル高さ86cmまで下がると、また石に当たりました。先ほどとほぼ同じ位置です。うーん、偶然ですかね? 石ではないのかな???
この石は軽く突破できました。そして、ハンドル高さ75cmで今度は砂利の感触です。これもチョイ上げ作戦で突破します。

そしてBFがまたハンドル高さ58cmまで下がりました。でも、石は突破できません。
ここまでの所要時間は1時間です。

砂収納状況:179cm(+68cm)
残り:1cm

BFはお腹いっぱいのはずです。引き揚げましょう。

BFがまたハンドル高さ58cmまで
下がりました、
石は突破できません

BFを引き上げました。BFの中身は23cm下です。計算が合いません。逆止弁の動作不良で、土砂が漏れたのでしょうか?

写真撮影後、井戸口から固定滑車を使って、BFを引き抜こうとしましたが重くて揚がりません。握力が萎えて、ロープを引き下ろすことができなくなりました。暫し、休憩。
ゴム手を力の入り易い軍手に変えて、もう一度ロープを引きます。ダメだー、ロープを腕に巻き付け、体重をかけても引き抜けません。腕ごとロープを持っていかれそうです。事故になりそうです。
ふと気が付きました。BFから持ち手パイプを外して無いやん!!

ボケていました。持ち手パイプを外して、固定滑車のロープを引いて、BFを引き抜くことができました。

BFを点検すると、逆止弁は正常動作していますが、爪がまた曲がり始めています。

BFを引き上げました、
BFの中身は23cm下です、
計算が合いません
BFの爪がまた曲がり始めています
BFから土砂を排出しました

浚い揚げた土砂を篩い分けました。青い石は当地の地表でも見られる凝灰岩です。
土砂を浚う作業で、2回ほど石に当たりましたが、それほど大きな石はありません。おかしい。やはり石ではなかったのか? では何なんだろう???

浚い揚げた土砂を篩い分けました、
青い石は当地の地表でも見られる凝灰岩です



2回目、残った掘りクズをBFで始末します。BFを降ろす際の撮影は忘れました。

BFを井戸底に降ろすと、21本目の180c​m定尺パイプに45cm短尺パイプを挿げ足してて​、ハンドル高さは92cmです。井戸壁の土砂が崩れて、高さ30cmほど土砂が新たに溜まっています。

BFが着底しました、
21本目の180c​m定尺パイプに
45cm短尺パイプを挿げ足してて​、
ハンドル高さは92cmです

BFを井戸底に押し込みます。土層の締りは緩いです。井戸壁から崩れたのは砂だけのようです。BFが下がっていきます。

BFがハンドル高さ58cmまで下がり、例の石に当たりました。ここまでに30cm分の土砂を取り込んでいます。いったんこの土砂も引き揚げて、砂回収部を空にすべきかとも思いました。しかし、長さ40m分の道具を引き上げて降ろすのも重労働です。取りあえず続行です。

井戸底の巨石に掬い上げ作戦を敢行です。
石にBFの爪が当たったら、ハンドルを引き上げて石を動かす作戦です。これで、石の形状とサイズが判りました。ハンドルを回すと爪が半周毎に当たります。石は井戸底に横倒しになり、全長は井戸径とほぼ同じです。このため、ハンドル半周毎に爪が当たるのです。
爪が当たった時点でハンドルを引き上げ、横倒しの石を立てるようにしているのですが、半周毎に同じことをやっていては、シーソーと同じでいつまで経っても石は立ちません。うむ、なるほど。

そして石に爪が当たり、ハンドルを引き上げて爪が外れると、石の背中を爪がなぞることになります。そのなぞる距離が半周毎に違うことが判りました。つまり石の一端は細く、他端は太いようです。洋梨型の石ですね。

これで対処方法が判りました。洋梨型の石の細い方のみ掬い上げ作戦を掛けて、石を立てるのです。

掬い上げ作戦の続行です。洋梨型の石の細い方を意識して掬い上げると、だんだんとハンドルが下がり始めました、ハンドル高さは53cmまで下がりました。ここで何度か失敗しましたが、横倒しの石が立ち上がり、爪の内側に取り込むことができました。もうハンドルに石は当たりません。問題なく回転します。やったぜ!!
後は、逆止弁の内側に巨石を取り込むだけです。ハンドル高さは52cmです。

ハンドル高さ43cmまで井戸穴は拡張してあります。掘りクズの残りは高さ15cmです。もう5cm、合わせて20cm下がれば、完全に巨石を取り込むことができるはずです。頑張ってハンドルを回します。


しかし、BFがハンドル高さ51cmまで下がったところで、これ以上は下がらなくなりました。爪部に砂が詰まっているのか?
砂が詰まった場合の対策は給水です。BFを引き上げ、掘削面に水を流し込めばよいはず。でもBFを引き上げると、せっかく取り込んだ巨石が転がり落ちてしまいます。

もしかしたら、石のサイズが大きすぎて、逆止弁に引っ掛っているのかもしれません。石だけならともかく、逆止弁を塞いでしまっては土砂は取り込めません。土砂が取り込めなければ、BFが下がるはずはないのです。

石は突破しましたがこれ以上下がりません。ここまでの所要時間は1時間半です。

砂収納状況:41cm(+41cm)
残り:139cm

体力切れです。これ以上の作業は無理です。(泣)
巨石は完全には取り込めていませんが、逆止弁に引っ掛って揚がることを期待しましょう。

BFがハンドル高さ51cmまで下がりました、
石は突破しましたがこれ以上下がりません

BFを引き上げました。BFの中身は90cmほど下です。高さ40cm分ほどしか土砂を取り込んでいないはずですが、高さ90cm分の土砂が揚がりました。容量の半分です。やはり計算が合いませんが、掬い上げ作戦で井戸壁から崩れた土砂を取り込んだためでしょう。

BFを引き上げました、
BFの中身は90cmほど下です、
容量の半分です

爪部を確認しましたが、BFの逆止弁が上がったままです。巨石を取り込めなかった模様です。ぐぬぬ!!
逆止弁が上がっているのは、巨石がここまで押し込まれた証拠です。ですが、逆止弁を通過できなかったのですね。残念です。

BFの逆止弁が上がったままです、
巨石を取り込めなかった模様です
BFから土砂を排出しました、
半分は水です

消耗しました。土砂の始末は明日にします。


感想と構想


頑張りましたが、巨石を引き揚げることはできませんでした。
もう少しなのですが、新たな道具の開発が必要でしょうか?


アルバム


2016年8月14日


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